卒園式を行ないました

本日、みなみ保育園　すみれ組（５歳クラス）のお友達が卒園となりました。総勢３０名のお友達が小学校へ巣立って行きました。子ども達の幸せを祈り、また今日まで保育園生活にご協力いただきました保護者へ改めて感謝いたします。

（以下、本年の園長挨拶を書き起こしたものです。書き起こしのため、実際のものと多少異なります）

すみれ組のみなさん、ご卒園おめでとうございます。今日でみなさんはみなみ保育園とお別れです。この日を迎え、園長先生は、お友達一人ひとりが初めて保育園に来た日を思い出しました。最初はみんな、ドキドキしていましたね。そして、みなさん大きくなり、今日の卒園を迎えました。園長先生は、みなさんの成長をずっと見てきました。運動会の組体操では、クラスのみんなで力を合わせて、頑張る楽しさを知りましたね。また、保育園で一番のおにいさん・おねえさんとして、小さなお友達を助ける優しい心も見せてくれました。本当に色々な事にチャレンジし、出来るようになりました。園長先生は嬉しく思いました。４月からは、みなさん、小学生になります。いままで慣れ親しんだみなみ保育園を離れ、小学校に行くことになります。きっと勉強を楽しみしていたり、ワクワクしたり、ちょっぴりドキドキもしているかと思います。でも、ドキドキもきっと、みなみ保育園で色々出来るようになったみなさんの事です。どんなドキドキも、きっと乗り越えてくれることでしょう。そして、おとうさん・おかあさんを始め、沢山の人がみんなと助けてくれたお陰で、大きくなれたことを忘れないでください。園長先生は、みなさんの事を、ずっと見守っています。たまには保育園にも遊びにきてくださいね。では、おとうさん・おかあさんにお話しをしますので、お友達は少しお待ちください。
すみれ組の保護者のみなさん、ご卒園おめでとうございます。保育園に通いながらの子育ては、言葉には出来ない色々なご苦労があったことだと思います。お子さまがここまで成長できたのは、ひとえに保護者の皆様のガンバリがあったお陰です。またお忙しいにもかかわらず、保育園運営についても日ごろよりご協力頂き深く感謝申し上げます。
さて、みなみ保育園を卒園した、みなさまのお子さまは、来月からは小学生となります。この後、卒園児が披露する歌の中にもありますが、子ども達はみなみ保育園で、初めて「仲間」と共に過ごし、一緒に喜びそして悲しむ経験をしたことと思います。初めての事ですので失敗も沢山あったことと思います。しかし、様々な経験を乗り越え、今日の成長に繋がり、晴れて卒園を迎える事が出来たことと思います。
子ども達は保育園で身についた能力を小学校でも十分発揮し、楽しい小学生生活を送れることだと思います。しかし、時には今まで出会ったことのないような困難にぶつかることもあるかもしれません。でも、失敗しても子ども達はどんな事に対しても、進み続ける力を保育園で学んでおります。
そこで、保護者の方には一番身近なお手本として、「失敗してもいいんだよ、自分が自分自身であり続けることが大切なんだよ」という事を伝えてあげてください。「なんで、こんなことができないの」と思う事もあるかもしれません。でも、思い出してください。自分自身、子育ての中で色々悩み、苦しみ、暗闇の中を進み、答えを見つけて来たことを。子ども達も同じです。自分で納得出来る答えを見つけるまで、待ってあげてください。「待つこと」の大切さを忘れないでください。それが子ども達も保護者の皆様も幸せになるただ一つの方法です。
またみなさん自身、これからも子育てで不安を感じる事は出てくると思います。そんな時は、ぜひ保育園に遊びに来てください。保育園は、みなさんの戻る場所として存在しています。ちょっと近くに来た、そんな理由でも結構ですので、遊びに来てください。
今日はご卒園おめでとうございます。この会場にいるみなさんがこれからも健康で幸せであることをお祈りし、卒園の祝辞とさせていただきます。卒園児と保護者の皆様のご多幸をお祈りします。